Q. 私は中国籍の40歳ビジネスマンですが日本に10年以上滞在していますので、そろそろ永住か帰化を考えています。永住と帰化のちがいについて教えてください。
A. まず永住と帰化の大きな違いは、永住の場合「外国人のまま」であることに対し、帰化の場合は「日本人になる」ということです。
永住者となった場合は、ビザ(在留資格)の更新手続きはなくなりますが、パスポートはそのまま中国のものであり、3年ごとの再入国許可申請も必要です。当然、入管法違反などがあれば日本から退去強制となる可能性もありますし、現在のところ選挙権もありません。メリットといえば、在留活動に制限がなくなるため、日本人と同様にどんな仕事にもつけること、住宅ローンの審査が通りやすくなることなどがあげられます。
一方、帰化申請を行う場合には、出身国の国籍は離脱し、完全に日本国籍となります。したがってパスポートも日本のものとなり、選挙権も与えられます。また原則として名前も変更になります。そのため、母国で所有する財産、相続権などの扱いについては事前によく調べたほうがよいでしょう。あとは、中国ご出身ということですと、日本国籍取得後は中国に帰国するためにビザ取得が必要となります。
以上のように永住と帰化は内容が大きく異なります。それぞれにメリット、デメリットがありますので、ご自身の今後の生活プランに照らし合わせた上でご判断いただくのがよいかと思います。
A. まず永住と帰化の大きな違いは、永住の場合「外国人のまま」であることに対し、帰化の場合は「日本人になる」ということです。
永住者となった場合は、ビザ(在留資格)の更新手続きはなくなりますが、パスポートはそのまま中国のものであり、3年ごとの再入国許可申請も必要です。当然、入管法違反などがあれば日本から退去強制となる可能性もありますし、現在のところ選挙権もありません。メリットといえば、在留活動に制限がなくなるため、日本人と同様にどんな仕事にもつけること、住宅ローンの審査が通りやすくなることなどがあげられます。
一方、帰化申請を行う場合には、出身国の国籍は離脱し、完全に日本国籍となります。したがってパスポートも日本のものとなり、選挙権も与えられます。また原則として名前も変更になります。そのため、母国で所有する財産、相続権などの扱いについては事前によく調べたほうがよいでしょう。あとは、中国ご出身ということですと、日本国籍取得後は中国に帰国するためにビザ取得が必要となります。
以上のように永住と帰化は内容が大きく異なります。それぞれにメリット、デメリットがありますので、ご自身の今後の生活プランに照らし合わせた上でご判断いただくのがよいかと思います。
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2013.01.31 07:14 | # [ 編集 ]
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